発行日: 2024年6月24日


『チーム美らサンゴ』とは
「⾃分たちの⼿でサンゴを植え付け、かつての⽔中景観を取り戻したい」
チーム美らサンゴは、サンゴの苗の植え付けプログラム等の啓発イベントを通じて、沖縄県恩納村のサンゴ保全活動を⾏うとともに、「美ら海を⼤切にする⼼」をより多くの⼈々に広げることを⽬的に活動しています。
2004年沖縄県内外の企業が集まって「チーム美らサンゴ」を結成。
恩納村漁業協同組合の協⼒や、環境省・沖縄県・恩納村などの⾏政の後援を受けながら、⽣物多様性の宝庫であり、観光資源でもあるサンゴの保全に取り組んでいます。

「チーム美らサンゴ」は、沖縄県内外の企業と地元関係者が協力しながら活動を続けています。

参加企業

協力

恩納村漁業協力組合

後援

今回は、メンバー企業や現場で活動されている方にインタビューしてきましたのでご紹介します。

川崎重工業株式会社 沖縄支社

川崎重工業株式会社
沖縄支社

川崎重工業株式会社 沖縄支社
支社長 小林 文彦

「チーム美らサンゴ」との出会いは突然
すでにチーム企業だった沖縄電力を訪れた際に置かれていたパンフレットに目が留まり「これだ!」

当時、沖縄に来て2年ほどで、ダイビングの免許は取っていたが、何かできることはないかと思ってはいても行動できていない状況でした。そんなとき沖縄電力を訪れ、置かれているパンフレットを見て「いい活動してる」と思い、チーム企業募集しているのを知り、「参加したい!」とすぐに運営に連絡し、2015年からチーム企業として参加しています。

チーム美らサンゴに参加することで、サンゴの保全活動に直接的に協力ができ、サンゴを守る仲間・同士が増えていくのがとても嬉しい。

コロナ禍で活動が一時中断してしまい、参加人数が減ってしまった。沢山のかたに活動を知ってもらいたい。できれば、子どもたちにも参加していら、この活動を将来に繋げたい。
20年・50年・100年先にも、永続的に続けてもらいたい。

と、話してくれました。
チーム企業である川崎重工株式会社の小林支社長は、社員や友人・知人に声をかけ、活動を広げ、チームキャプテンを務めるなど、積極的に活動されています。沖縄の綺麗な海を取り戻す、未来に残したいと強い意志を感じました。

川崎重工業株式会社 沖縄支社
支社長 小林 文彦

「チーム美らサンゴ」との出会いは突然
すでにチーム企業だった沖縄電力を訪れた際に置かれていたパンフレットに目が留まり「これだ!」

当時、沖縄に来て2年ほどで、ダイビングの免許は取っていたが、何かできることはないかと思ってはいても行動できていない状況でした。そんなとき沖縄電力を訪れ、置かれているパンフレットを見て「いい活動してる」と思い、チーム企業募集しているのを知り、「参加したい!」とすぐに運営に連絡し、2015年からチーム企業として参加しています。

チーム美らサンゴに参加することで、サンゴの保全活動に直接的に協力ができ、サンゴを守る仲間・同士が増えていくのがとても嬉しい。

コロナ禍で活動が一時中断してしまい、参加人数が減ってしまった。沢山のかたに活動を知ってもらいたい。できれば、子どもたちにも参加していら、この活動を将来に繋げたい。
20年・50年・100年先にも、永続的に続けてもらいたい。

と、話してくれました。
チーム企業である川崎重工株式会社の小林支社長は、社員や友人・知人に声をかけ、活動を広げ、チームキャプテンを務めるなど、積極的に活動されています。沖縄の綺麗な海を取り戻す、未来に残したいと強い意志を感じました。

ANAインターコンチネンタル
万座ビーチリゾート

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
レジャースーパーバイザー 鈴木 則行

私たちは、サンゴ礁を保全することを⽬的としたダイビング・シュノーケリングの国際基準「GREEN FINS」の活動に取り組み、2022年11月、リゾートホテルとしては日本初の公式認定を受けました。

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
レジャースーパーバイザー 鈴木 則行

私たちは、サンゴ礁を保全することを⽬的としたダイビング・シュノーケリングの国際基準「GREEN FINS」の活動に取り組み、2022年11月、リゾートホテルとしては日本初の公式認定を受けました。

恩納村の美しいサンゴ礁を未来へ残すため、ガイドラインの遵守と、サンゴの海の素晴らしさを多くの皆さまへ知っていただき、環境へ配慮することの大切さを広めていくことが私たちの使命と考えます。

サンゴ保全活動はチーム美らサンゴ結成前から行っており、チーム結成後はノウハウを持ち合わせていたこともあり、現場運営の一端を任され、主に陸・ノンダイバーを中心に現場監督をしています。
この活動は素晴らしく、これからも活動を継続していき、万座の海をサンゴでいっぱいにしたいと思います。

と、話してくれました。
自然の中で活動するので、ノウハウを持っている人が現場を見てくれると心強いです。
サンゴの植え付けを直接行うダイバーに目が行ってしまいますが、ノンダイバーの方が苗を作り、船から見たり、シュノーケリングで見たり、サンゴの成長が見れる体験は、沢山のサポートあってこそだと思います。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのスタッフのみなさん
これからもサポートよろしくお願いします。

恩納村の美しいサンゴ礁を未来へ残すため、ガイドラインの遵守と、サンゴの海の素晴らしさを多くの皆さまへ知っていただき、環境へ配慮することの大切さを広めていくことが私たちの使命と考えます。

サンゴ保全活動はチーム美らサンゴ結成前から行っており、チーム結成後はノウハウを持ち合わせていたこともあり、現場運営の一端を任され、主に陸・ノンダイバーを中心に現場監督をしています。
この活動は素晴らしく、これからも活動を継続していき、万座の海をサンゴでいっぱいにしたいと思います。

と、話してくれました。
自然の中で活動するので、ノウハウを持っている人が現場を見てくれると心強いです。
サンゴの植え付けを直接行うダイバーに目が行ってしまいますが、ノンダイバーの方が苗を作り、船から見たり、シュノーケリングで見たり、サンゴの成長が見れる体験は、沢山のサポートあってこそだと思います。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのスタッフのみなさん
これからもサポートよろしくお願いします。

沖縄ダイビングサービスLagoon

株式会社ラグーン
山本 浩章

ラグーンは開業時よりサンゴ保全・保護に特化してきました。きっかけは恩納村漁業協同組合のサンゴ養殖への想いと活動を身近で見てきて、この活動を広め、サンゴの魅力を伝え、環境に向き合ってきました。

株式会社ラグーン
山本 浩章

ラグーンは開業時よりサンゴ保全・保護に特化してきました。きっかけは恩納村漁業協同組合のサンゴ養殖への想いと活動を身近で見てきて、この活動を広め、サンゴの魅力を伝え、環境に向き合ってきました。

ラグーンは、グリーンフィンズ登録店として、環境に配慮したエシカルツアーを行なっています。
また、2023年4月からPADIワールドワイド主催の新制度「PADI Eco Center™」が設立され、PADIの登録店であり、恩納村を拠点にしているラグーンが日本発のPADI Eco Center™として認定されました。

私は、ラグーン立ち上げ前より、現場のインストラクターとしてチーム美らサンゴに携わり、ラグーン立ち上げ後も現場の運営に携わっています。

サンゴの養殖は本当に難しく、いろんな場所で挑戦されてきました。そんな中、ここ恩納村のサンゴ養殖は世界トップクラスとOISTの佐藤教授も仰っており、その礎となっているのが、銘苅宗和さんを筆頭に恩納村漁業協同組合の方々です。そのサンゴの養殖の活動がより多くの人に伝えられることができて本当に良かったと思います。

しかし、ここ数年、全体の参加者が少なくなってきています。現場のインストラクターとしては、より多くの人に参加してもらいたいので、より広報活動に力を入れていきたいと思います。

と、話してくれました。
チーム美らサンゴはチーム企業だけでなく、恩納村漁業協同組合や現場を支えてくれるスタッフやインストラクターのみなさん、多数の協力・支援によって成り立っているプロジェクトです。一人の参加者として、チーム企業代表として参加していることを誇りに思い、活動を続けて行きたいです。

ラグーンは、グリーンフィンズ登録店として、環境に配慮したエシカルツアーを行なっています。
また、2023年4月からPADIワールドワイド主催の新制度「PADI Eco Center™」が設立され、PADIの登録店であり、恩納村を拠点にしているラグーンが日本発のPADI Eco Center™として認定されました。

私は、ラグーン立ち上げ前より、現場のインストラクターとしてチーム美らサンゴに携わり、ラグーン立ち上げ後も現場の運営に携わっています。

サンゴの養殖は本当に難しく、いろんな場所で挑戦されてきました。そんな中、ここ恩納村のサンゴ養殖は世界トップクラスとOISTの佐藤教授も仰っており、その礎となっているのが、銘苅宗和さんを筆頭に恩納村漁業協同組合の方々です。そのサンゴの養殖の活動がより多くの人に伝えられることができて本当に良かったと思います。

しかし、ここ数年、全体の参加者が少なくなってきています。現場のインストラクターとしては、より多くの人に参加してもらいたいので、より広報活動に力を入れていきたいと思います。

と、話してくれました。
チーム美らサンゴはチーム企業だけでなく、恩納村漁業協同組合や現場を支えてくれるスタッフやインストラクターのみなさん、多数の協力・支援によって成り立っているプロジェクトです。一人の参加者として、チーム企業代表として参加していることを誇りに思い、活動を続けて行きたいです。

第2回植え付けイベント

2024年6月15日(土)に第2回植え付けイベントが開催されました。
43名の参加者が集まり、
ノンダイバー15名が15本の苗を作り、ダイバー28名が56本の植え付けを行いました。

ノンダイバーコース

ノンダイバーコースでは、グラスボートでのサンゴの観察を行なったり、サンゴの苗を作ります。
今回は15名が参加し、各々のメッセージが込められた15本苗が作られました。

ここで作られた苗が養殖場で育てられ、育った苗がダイバーによって植え付けされていきます。

ダイバーコース

ダイバーチームによるサンゴ植え付けをノンダイバーチームはスノーケルで観察します。

ダイバーは4チームに分かれサンゴの植え付けを行いました。
今回は28名で56本のサンゴを植え付けました。

チーム美らサンゴでは、プログラムへの参加を募集しています。

≪サンゴ植え付けプログラム≫

第1回イベント 5月18日(土)

第2回イベント 6月15日(土)

第3回イベント 9月28日(土)

第4回イベント 10月19日(土)

第5回イベント 11月9日(土)

沖縄本島は3日前から警報が出るほどの大雨が続いていましたが、当日は嘘のような晴天とまではいきませんでしたが、雨は上がり曇り空でした。雨も午後に降り始めましたが、イベントに支障はなく、最後まで行うことができました。

連日の雨で透明度が心配でしたが、5〜10mほどと思っていた以上に見えましたが、うねりや視界不良の中での作業は難しかったです。サンゴを植えに行って、サンゴを壊してしまっては意味がないので、ダイビングスキル向上も必要と感じました。

今回のインタビューを通して、今まであまり目を向けていなかった現場チームのスタッフのみなさま
現場でスムーズにイベントが進行し、植え付け作業が行えるのも、スタッフみなさまの助力があってのことだと改めて感じました。本当にありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。

トーラスでは、環境問題に取り組む活動として、恩納村や沖縄県内外の企業と地元関係者の協力のもと、サンゴ保全活動『チーム美らサンゴ』や沖縄のごみ問題などの、環境問題の改善を目指す『ちりひるゆんプロジェクト』など、企業方針である『人と自然の調和』のもと、地域の環境改善や持続可能な社会を後押ししつつ、メリットが増える仕組みづくりのお手伝いをしていきたいと考えております。

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