発行日: 2024年8月9日

環境KIDSエキスパート2024

昨年横浜で開催され環境問題について
子どもの想いやアイデアに耳を傾ける環境KIDSエキスパート。
こどもが持つ創造力、発信力、共感力を伸ばし、国際協力の世界に活用していくことが出来るのではないか。
「環境KIDSエキスパート」はそんな想いからスタートしました。
日本の子どもたちが環境問題改善に関するアイデアや取り組みを考え、彼らのアイデアが実際に開発途上国での環境課題解決や生活改善に繋がることを目指しています。

今年は横浜、広島、名古屋、沖縄の4か所で開催されます。
沖縄では、子供たちから出たアイデア・取り組みをより実現可能なプロジェクトにするべく、
県内の関連する企業や団体を交えたワークショップと企業・団体への視察も予定しています。
沖縄らしいアイデアで、1月に横浜で開催されるグランドチャンピオン大会を目指します!

第1回 7月27日(土)

ファッション×環境

服の旅人

-好きな服と出逢うために-

1993年3月24日、石川県生まれ。東京育ち。 ファッションという美しい花を咲かせる為には、社会的土壌を再考する必要がある。 に対する意識を消費者が持ち、種を播くことのできる社会を共創することを目的とする。 国内外で、服育活動やファッションデザイン、ファッションイベントのプロデュースも手掛ける。

【全世界・イノベーション】環境KIDSエキスパート「ファッションと開発」

世界で作られる服の量と、廃棄されている服の量を知っていますか?
今着ている服を選んだ基準はなんですか?
年間何枚の服を買い、何枚の服を手放していますか?
クローゼットには着ない服が何着ありますか?

環境KIDSエキスパート2024 第1回は「ファッション×環境」
講師として、俳優・モデル・ファッションプランナーの谷裕介さんが来てくれました。

ファッションモデルとして服育活動やファッションデザインを手掛ける谷さんは、
自身を「服の旅人」まだ見ぬ理想の服と出逢う旅をされています。

みなさんは、普段着ている服の生産国を気にしたことはありますか?

谷さんは、大学院生のときに洋服のタグに書かれた「Made in Bangladesh」を見て、
実際にバングラデシュに飛び、実際に縫製工場を調査をし
そこには大量生産によって生まれた服の端切れがこの土地に廃棄されて環境問題となっていました。
流行の最先端を安く早く提供する。
華やかなファストファッションのイメージとはかけ離れたものを感じられたとのこと。

私たちが安く服を買える背景には、発展途上国の労働問題や環境問題などもあり
服を買うときの視点が変わりました。

今回のワークショップでは、服が作られていく過程やファッションと環境の関係性
理想の服を想像するなど多岐にわたり、普段の服の選び方や服の背景を考えたり
長く着るためにはどうしたらいいか、古くなった服の再利用、買う前の判断など、
いろんな視点からファッションについて学ぶことができました。
谷さんありがとうございました。

参加した子どもたちも谷さんの話を聞き、自身の考えを深掘りすることで
理想の服のアイデアや服への考え方、背景を知りたくなったなど
たくさんの感想をいただきました。

また、ファッション・アップサイクル関連の企業にも参加いただき、
プロの観点からの発想や考えも聞け、有意義な時間になりました。
ご協力いただきありがとうございました。

参 加 企 業

環境KIDSエキスパートは
小学生5年生〜高校生3年生までが参加できる
楽しんでいただけるイベントになっています。
是非、ご参加ください。

環境KIDSエキスパートは
小学生5年生〜高校生3年生までが参加できる
楽しんでいただけるイベントになっています。
是非、ご参加ください。

≪プログラム開催日程≫

第1回 ファッション×環境 7月27日(土)
第2回 防災×環境 8月31日(土)
第3回 現場視察 9月22日(日)
第4回 プレゼン資料作成・練習 10月12日(土)
第5回 アイデアコンテスト 11月16日(土)
第6回 グランドチャンピオン大会in横浜 1月18日(土)

トーラスでは、環境問題に取り組む活動として、恩納村や沖縄県内外の企業と地元関係者の協力のもと、サンゴ保全活動『チーム美らサンゴ』や沖縄のごみ問題などの、環境問題の改善を目指す『ちりひるゆんプロジェクト』など、企業方針である『人と自然の調和』のもと、地域の環境改善や持続可能な社会を後押ししつつ、メリットが増える仕組みづくりのお手伝いをしていきたいと考えております。

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