オール電化とは、広義には家庭内のエネルギーを全て電気でまかなうようにすることです。
沖縄では、基本的に「料理」と「給湯」の２項目のエネルギー源を電気に変えるだけで「オール電化」となります。
ガスや灯油といった比較的高価なエネルギーがゼロになり、毎月支払う光熱費は電気代のみとなります。
また、電力会社のお得な電気料金メニューやオール電化割引などを活用することができ、深夜のお得な料金が全ての電気製品に適用されます。
そのため、ガスを使うよりも光熱費を削減できるというワケです。

創エネ、蓄エネ、省エネの時代が幕開けし、現在、注目を集めているのがHEMS【ヘムス】(Home Energy Management System の略)です。
HEMSは家庭で使うエネルギーを節約、管理するシステムで、電気やガスの使用量をモニターで「見える化」し、家電機器の自動制御を行うことが出来ます。
このように、IT(情報技術)を使って、家電や設備機器を制御することのできる住宅をスマートハウスと呼びます。
HEMSのほかにも、商業用ビル向けのBEMS（ベムス）、工場向けFEMS（フェムス）、これらを含んだ地域をCEMS（セムス）といいます。
太陽光などの自然エネルギーを電力に変え、その電力を住宅内で効率的に使用するために、今後、スマートハウスは不可欠なものになると考えられます。