発行日: 2025年5月22日


『チーム美らサンゴ』とは
「⾃分たちの⼿でサンゴを植え付け、かつての⽔中景観を取り戻したい」
チーム美らサンゴは、サンゴの苗の植え付けプログラム等の啓発イベントを通じて、沖縄県恩納村のサンゴ保全活動を⾏うとともに、「美ら海を⼤切にする⼼」をより多くの⼈々に広げることを⽬的に活動しています。
2004年沖縄県内外の企業が集まって「チーム美らサンゴ」を結成。
恩納村漁業協同組合の協⼒や、環境省・沖縄県・恩納村などの⾏政の後援を受けながら、⽣物多様性の宝庫であり、観光資源でもあるサンゴの保全に取り組んでいます。


『チーム美らサンゴ』とは
「⾃分たちの⼿でサンゴを植え付け、かつての⽔中景観を取り戻したい」
チーム美らサンゴは、サンゴの苗の植え付けプログラム等の啓発イベントを通じて、沖縄県恩納村のサンゴ保全活動を⾏うとともに、「美ら海を⼤切にする⼼」をより多くの⼈々に広げることを⽬的に活動しています。
2004年沖縄県内外の企業が集まって「チーム美らサンゴ」を結成。
恩納村漁業協同組合の協⼒や、環境省・沖縄県・恩納村などの⾏政の後援を受けながら、⽣物多様性の宝庫であり、観光資源でもあるサンゴの保全に取り組んでいます。

第1回植え付けイベント

2025年5月17日(土)に第1回植え付けイベントが開催されました。
ダイバー17名、ノンダーバー9名、合計26名の参加者が集まりした。

昨年は大規模な白化現象があり、多くのサンゴが死滅してしまいました。
チーム美らサンゴでも、秋からのイベントではサンゴの植え付けが行えない状況に。。。

今年の1回目、海の状況やサンゴの様子などはどうなっているのでしょうか。

第1回
植え付けイベント

2025年5月17日(土)に第1回植え付けイベントが開催されました。
ダイバー17名、ノンダーバー9名、合計26名の参加者が集まりした。

昨年は大規模な白化現象があり、多くのサンゴが死滅してしまいました。
チーム美らサンゴでも、秋からのイベントではサンゴの植え付けが行えない状況に。。。

今年の1回目、海の状況やサンゴの様子などはどうなっているのでしょうか。

2024年のサンゴ白化現象

気象庁より転機

 

気象庁から出ている「沖縄本島北部の海面水温の推移のグラフ」を見ると
2024年の青線が6月末から急激に上昇し、9月上旬まで30度を超える高水温が続いているのがわかります。

2023年は8月上旬に海水温が下がっていますが、これは台風が関係しています。
海底の冷たい海水が台風の影響でかき混ぜられ、海水温が低下します。
停電や断水など、生活に支障が出たかたも多くおられるかと思いますが
台風は「災い」だけでなく、恵みでもあるのです。

 

ウェザーニュースより転機

 

2024年には海底をかき回すほどの台風が接近してこなかったことも要因となり
海水温の高い状態が続き、それによりサンゴの白化現象が続いてしまい死滅にいたりました。

チーム美らサンゴの植え付けばは水深2〜3mの浅い湾内にあるため、白化の被害は大きかったですが、
リーフなどでは一部白化はみられましたが、湾内ほどではありませんでした。

チーム美らサンゴのHPに、モニタリング写真が公開されていますのでご覧ください。

サンゴ白化状況について:https://www.tyurasango.com/news/20250218/
サンゴの最新状況:https://www.tyurasango.com/situation/

2024年
サンゴ白化現象

気象庁より転機

 

気象庁から出ている「沖縄本島北部の海面水温の推移のグラフ」を見ると、2024年の青線が6月末から急激に上昇し、9月上旬まで30度を超える高水温が続いているのがわかります。

2023年は8月上旬に海水温が下がっていますが、これは台風が関係しています。
海底の冷たい海水が台風の影響でかき混ぜられ、海水温が低下します。
停電や断水など、生活に支障が出たかたも多くおられるかと思いますが、台風は「災い」だけでなく、恵みでもあるのです。

 

ウェザーニュースより転機

 

2024年には海底をかき回すほどの台風が接近してこなかったことも要因となり、海水温の高い状態が続き、それによりサンゴの白化現象が続いてしまい死滅にいたりました。

チーム美らサンゴの植え付けばは水深2〜3mの浅い湾内にあるため、白化の被害は大きかったですが、リーフなどでは一部白化はみられましたが、湾内ほどではありませんでした。

チーム美らサンゴのHPに、モニタリング写真が公開されていますのでご覧ください。

サンゴ白化状況について
https://www.tyurasango.com/news/20250218/
サンゴの最新状況
https://www.tyurasango.com/situation/

ノンダイバーコース

ノンダイバーコースでは、グラスボートでのサンゴの観察を行なったり、サンゴの苗を作ります。
今回は9名が参加し、各々のメッセージが込められた9本苗が作られました。

ここで作られた苗が養殖場で育てられ、育った苗がダイバーによって植え付けされていきます。

ノンダイバーコース

ノンダイバーコースでは、グラスボートでのサンゴの観察を行なったり、サンゴの苗を作ります。
今回は9名が参加し、各々のメッセージが込められた9本苗が作られました。

ここで作られた苗が養殖場で育てられ、育った苗がダイバーによって植え付けされていきます。

ダイバーコース

ダイバーチームは3チームに分かれてサンゴの観察を行いました。

1本目はサンゴ畑の現状、昨年の夏を生き抜いたサンゴ
新たに作られた親サンゴ、苗サンゴを観察しました。

昨年の後半では、サンゴの白化後、藻が付着して暗いイメージだった海底でしたが
海人や多くの方の努力により、死滅したサンゴの撤去が行われ
生存したサンゴから新たに親サンゴ・苗サンゴを育成が始まっており
歩みを止めずに進む姿に感銘を受けました。

2本目はサンゴの苗を1本植え付けることができました。
元気に育って欲しいです!!

また、ロクセンズズメダイの群れが卵を産んでいて
天気もよく、よりキラキラした世界が広がっていると感じました。

今年もチーム美らサンゴに参加できたことに感謝し、継続していきたいと思います。

ダイバーコース

ダイバーチームは3チームに分かれてサンゴの観察を行いました。

1本目はサンゴ畑の現状、昨年の夏を生き抜いたサンゴ
新たに作られた親サンゴ、苗サンゴを観察しました。

昨年の後半では、サンゴの白化後、藻が付着して暗いイメージだった海底でしたが
海人や多くの方の努力により、死滅したサンゴの撤去が行われ
生存したサンゴから新たに親サンゴ・苗サンゴを育成が始まっており
歩みを止めずに進む姿に感銘を受けました。

2本目はサンゴの苗を1本植え付けることができました。
元気に育って欲しいです!!

また、ロクセンズズメダイの群れが卵を産んでいて
天気もよく、よりキラキラした世界が広がっていると感じました。

今年もチーム美らサンゴに参加できたことに感謝し、継続していきたいと思います。

2025年度イベント日程

チーム美らサンゴでは、プログラムへの参加を募集しています。

≪サンゴ植え付けプログラム≫

第1回イベント 5月17日(土)

第2回イベント 6月14日(土)

第3回イベント 9月27日(土)

第4回イベント 10月18日(土)

第5回イベント 11月8日(土)

2025年度イベント日程

チーム美らサンゴでは、プログラムへの参加を募集しています。

≪サンゴ植え付けプログラム≫

第1回イベント 5月17日(土)

第2回イベント 6月14日(土)

第3回イベント 9月27日(土)

第4回イベント 10月18日(土)

第5回イベント 11月8日(土)

トーラスでは、環境問題に取り組む活動として、恩納村や沖縄県内外の企業と地元関係者の協力のもと、サンゴ保全活動『チーム美らサンゴ』や沖縄のごみ問題などの、環境問題の改善を目指す『ちりひるゆんプロジェクト』など、企業方針である『人と自然の調和』のもと、地域の環境改善や持続可能な社会を後押ししつつ、メリットが増える仕組みづくりのお手伝いをしていきたいと考えております。

トーラスでは、環境問題に取り組む活動として、恩納村や沖縄県内外の企業と地元関係者の協力のもと、サンゴ保全活動『チーム美らサンゴ』や沖縄のごみ問題などの、環境問題の改善を目指す『ちりひるゆんプロジェクト』など、企業方針である『人と自然の調和』のもと、地域の環境改善や持続可能な社会を後押ししつつ、メリットが増える仕組みづくりのお手伝いをしていきたいと考えております。

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