発行日: 2024年3月19日

冬から春にかけて沖縄の海で過ごすザトウクジラ。
沖縄の海にザトウクジラが来ているって知っていましたか。

クジラは地球上最大級の生物種と言われています。
ザトウクジラは「ヒゲクジラ」の仲間に分類され、エサとなるオキアミなどを海中から濾しとります。
クジラの中では中型でありますが、その全長は10Mを超え、特徴的な長い胸びれは体長の3分の1ほどの長さになります。

海にすむクジラですが、私たちと同じ哺乳類で肺で呼吸します。「クジラ=潮吹き」のイメージを持っている人は多いと思いますが、この「潮吹き」がクジラの「呼吸」なのです。では、クジラはどれくらいの時間海中に潜っているのでしょうか。大人になると40分以上も息を止めることが出来ると言われています。

ザトウクジラの泳ぐ速度は時速25KMほどで、季節によって異なる海域を回遊しています。

夏はエサを求めてロシアやアラスカなど極付近で過ごし、冬は繁殖や子育てのため、沖縄や小笠原などで過ごします。

その移動距離は数千キロにも及び、北太平洋を回遊しています。

つまり、沖縄にくるザトウクジラは
繁殖と出産・子育てのために数千キロも泳いできているのです。

クジラはオキアミや小魚などを大量に消費し、大量の糞を排出します。

排出された糞は、小魚や動物性・植物性プランクトンの栄養となり、海洋中の栄養物の循環が促進され、この現象を「ホエールポンプ」と呼びます。

クジラがプランクトンなどの命を支える事で、多くの生きものが生まれ、それらの生物が大気中の炭素を吸収します。
そしてクジラがそれらの生きものを大量に消費し、取り込まれた炭素が何十年、何百年、あるいはそれよりも長い間、クジラの体内に隔離された状態となります。

クジラは生態系を守ってるだけでなく、脱炭素にも貢献し、海の環境を守っているのです。

一方で、私たちはどうでしょうか。
海に浮かぶプラスチックやビニール袋、海の生きものたちの命を奪っていることに気づいていますか。

クジラの死体を解剖すると、腹部からペットボトルやビニール袋などが発見されることは珍しいことではありません。

目に見える大きなプラスチック以外にも、小さくなったマイクロプラスチックが吸着した有害物質(POPS)がクジラの体内に蓄積されると、健康状態や生殖能力が低下しるなど長期的にも大きな悪影響となります。

私たちが普段食べている魚にも当てはまります。
安心して食べているのも当たり前のことではなくなってきています。

生命は単体で存在していけない。クジラも人間も、海も森も、すべてが循環していることを決してわすれてはいけない。普段の生活から意識し、私たちみんなでこの地球環境を守っていきましょう。

wikipedia-ザトウクジラ-

冬から春にかけて沖縄の海で過ごすザトウクジラ。
沖縄の海にザトウクジラが来ているって知っていましたか。

クジラは地球上最大級の生物種と言われています。
ザトウクジラは「ヒゲクジラ」の仲間に分類され、エサとなるオキアミなどを海中から濾しとります。
クジラの中では中型でありますが、その全長は10Mを超え、特徴的な長い胸びれは体長の3分の1ほどの長さになります。

海にすむクジラですが、私たちと同じ哺乳類で肺で呼吸します。「クジラ=潮吹き」のイメージを持っている人は多いと思いますが、この「潮吹き」がクジラの「呼吸」なのです。では、クジラはどれくらいの時間海中に潜っているのでしょうか。大人になると40分以上も息を止めることが出来ると言われています。

ザトウクジラの泳ぐ速度は時速25KMほどで、季節によって異なる海域を回遊しています。

夏はエサを求めてロシアやアラスカなど極付近で過ごし、冬は繁殖や子育てのため、沖縄や小笠原などで過ごします。

その移動距離は数千キロにも及び、北太平洋を回遊しています。

つまり、沖縄にくるザトウクジラは
繁殖と出産・子育てのために数千キロも泳いできているのです。

クジラはオキアミや小魚などを大量に消費し、大量の糞を排出します。

排出された糞は、小魚や動物性・植物性プランクトンの栄養となり、海洋中の栄養物の循環が促進され、この現象を「ホエールポンプ」と呼びます。

クジラがプランクトンなどの命を支える事で、多くの生きものが生まれ、それらの生物が大気中の炭素を吸収します。
そしてクジラがそれらの生きものを大量に消費し、取り込まれた炭素が何十年、何百年、あるいはそれよりも長い間、クジラの体内に隔離された状態となります。

クジラは生態系を守ってるだけでなく、脱炭素にも貢献し、海の環境を守っているのです。

一方で、私たちはどうでしょうか。
海に浮かぶプラスチックやビニール袋、海の生きものたちの命を奪っていることに気づいていますか。

クジラの死体を解剖すると、腹部からペットボトルやビニール袋などが発見されることは珍しいことではありません。

目に見える大きなプラスチック以外にも、小さくなったマイクロプラスチックが吸着した有害物質(POPS)がクジラの体内に蓄積されると、健康状態や生殖能力が低下しるなど長期的にも大きな悪影響となります。

私たちが普段食べている魚にも当てはまります。
安心して食べているのも当たり前のことではなくなってきています。

生命は単体で存在していけない。クジラも人間も、海も森も、すべてが循環していることを決してわすれてはいけない。普段の生活から意識し、私たちみんなでこの地球環境を守っていきましょう。

wikipedia-ザトウクジラ-

沖縄県立球陽高等学校ご招待

先日開催された「2023年度 SDGs QUEST みらい甲子園 沖縄県大会
トーラス賞に輝いたのは沖縄県立球陽高等学校のチーム”POP OF THE WORLD”
をホエールウォッチングにご招待しました。

沖縄に住んでいても、なかなかホエールウォッチングに行く機会はなく、初めてのホエールウォッチングに心踊らせる学生たち。
家族の方も招待し、船上は和気藹々とした雰囲気の中、クジラ探しに出航しました。

クジラが大きいと言っても、広い海の中から探すのは大変で、みんなで海を見渡しクジラを探す。

乗船しているみんなが同じ目的を持って行動する。

自然と船上には笑顔があふれ、真剣な眼差しで海面を見つめる。

「クジラを見に行く」と言葉にしたら簡単ですが、「体験する」にはそれぞれの思いがあります。
そんな時、「潮吹き」の音が聞こえたら、尾びれが見えたら胸の鼓動が高鳴る事でしょう。

実際に見るのと、テレビや映像で見るのとでは違い、クジラの迫力に圧倒されながらも大海原を優雅に泳ぐクジラに見惚れてしまいます。

「近い将来、魚がいなくなると言われていますが、沖縄の海、生きものや自然が保たれるようにしたい」

「環境問題の中でも、実際に見てみないとわからない事もあるので、体験することは大事」

と、思いを聞かせてもらいました。

生きものを観察するということは、それだけで心に響くものがあります。
動物園や水族館でも観察できますが、
自然の中で見るのとは、また違った感情が湧いてくるのかもしれません。
クジラだけでなく、海の生きもの・陸の生きもの、私たち人間も同じ生きものです。

来年もクジラに来てもらえるよう、協力して生きていくために、行動に移すのに「遅い」「小さい」はありません。

気づいたとき、気づいたことを
小さな一歩も、続ければ大きくなります。

ホエールウォッチングを通じて、普段から海や森、自然と触れ合う機会を持ち、きれいな沖縄の自然を大切にしていきたいと改めて感じてもらうことができました。

安心して暮らせる地球環境を、私たちみんなで守っていきましょう。

沖縄県立球陽高等学校ご招待

先日開催された「2023年度 SDGs QUEST みらい甲子園 沖縄県大会
トーラス賞に輝いたのは沖縄県立球陽高等学校のチーム”POP OF THE WORLD”
をホエールウォッチングにご招待しました。

沖縄に住んでいても、なかなかホエールウォッチングに行く機会はなく、初めてのホエールウォッチングに心踊らせる学生たち。
家族の方も招待し、船上は和気藹々とした雰囲気の中、クジラ探しに出航しました。

クジラが大きいと言っても、広い海の中から探すのは大変で、みんなで海を見渡しクジラを探す。

乗船しているみんなが同じ目的を持って行動する。

自然と船上には笑顔があふれ、真剣な眼差しで海面を見つめる。

「クジラを見に行く」と言葉にしたら簡単ですが、「体験する」にはそれぞれの思いがあります。
そんな時、「潮吹き」の音が聞こえたら、尾びれが見えたら胸の鼓動が高鳴る事でしょう。

実際に見るのと、テレビや映像で見るのとでは違い、クジラの迫力に圧倒されながらも大海原を優雅に泳ぐクジラに見惚れてしまいます。

「近い将来、魚がいなくなると言われていますが、沖縄の海、生きものや自然が保たれるようにしたい」

「環境問題の中でも、実際に見てみないとわからない事もあるので、体験することは大事」

と、思いを聞かせてもらいました。

生きものを観察するということは、それだけで心に響くものがあります。
動物園や水族館でも観察できますが、
自然の中で見るのとは、また違った感情が湧いてくるのかもしれません。
クジラだけでなく、海の生きもの・陸の生きもの、私たち人間も同じ生きものです。

来年もクジラに来てもらえるよう、協力して生きていくために、行動に移すのに「遅い」「小さい」はありません。

気づいたとき、気づいたことを
小さな一歩も、続ければ大きくなります。

ホエールウォッチングを通じて、普段から海や森、自然と触れ合う機会を持ち、きれいな沖縄の自然を大切にしていきたいと改めて感じてもらうことができました。

安心して暮らせる地球環境を、私たちみんなで守っていきましょう。

トーラスでは、環境問題に取り組む活動として、恩納村や沖縄県内外の企業と地元関係者の協力のもと、サンゴ保全活動『チーム美らサンゴ』や沖縄のごみ問題などの、環境問題の改善を目指す『ちりひるゆんプロジェクト』など、企業方針である『人と自然の調和』のもと、地域の環境改善や持続可能な社会を後押ししつつ、メリットが増える仕組みづくりのお手伝いをしていきたいと考えております。

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